4.2.14. OneBodyG指定ファイル

一体グリーン関数\(\langle c_{i\sigma_1}^{\dagger}c_{j\sigma_2}\rangle\)を計算します。以下にファイル例を記載します。

===============================
NCisAjs         24
===============================
======== Green functions ======
===============================
    0     0     0     0
    0     1     0     1
    1     0     1     0
    1     1     1     1
    2     0     2     0
    2     1     2     1
    3     0     3     0
    3     1     3     1
    4     0     4     0
    4     1     4     1
    5     0     5     0
    5     1     5     1
    6     0     6     0
    6     1     6     1
    7     0     7     0
    7     1     7     1
    8     0     8     0
    8     1     8     1
    9     0     9     0
    9     1     9     1
   10     0    10     0
   10     1    10     1
   11     0    11     0
   11     1    11     1

ファイル形式

以下のように行数に応じ異なる形式をとります。

  • 1行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
  • 2行: [string01] [int01]
  • 3-5行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
  • 6行以降: [int02] [int03] [int04] [int05]

パラメータ

  • \([\)string01\(]\)

    形式 : string型 (空白不可)

    説明 : 一体グリーン関数成分総数のキーワード名を指定します(任意)。

  • \([\)int01\(]\)

    形式 : int型 (空白不可)

    説明 : 一体グリーン関数成分の総数を指定します。

  • \([\)int02\(]\), \([\)int04\(]\)

    形式 : int型 (空白不可)

    説明 : サイト番号を指定する整数。0以上Nsite未満で指定します。

  • \([\)int03\(]\), \([\)int05\(]\)

    形式 : int型 (空白不可)

    説明 : スピンを指定する整数。電子系・近藤格子系の場合は
    0: アップスピン、
    1: ダウンスピン、
    スピン系の場合には、
    \(0, 1, \cdots, 2S+1\) (\(-S-0.5, -S+0.5, \cdots, S+0.5\)に対応\()\)
    を選択することが出来ます。

使用ルール

本ファイルを使用するにあたってのルールは以下の通りです。

  • 行数固定で読み込みを行う為、ヘッダの省略はできません。
  • 成分が重複して指定された場合にはエラー終了します。
  • \([\)int01\(]\)と定義されている一体グリーン関数成分の総数が異なる場合はエラー終了します。
  • \([\)int02\(]\)-\([\)int05\(]\)を指定する際、範囲外の整数を指定した場合はエラー終了します。