4.2.20. TwoBodyTE指定ファイル¶
各時刻で付加される二体型の演算子\(I_{i\sigma_1j \sigma_2 k \sigma_3 l \sigma_4}(t)c_{i\sigma_1}^{\dagger}c_{j\sigma_2}c_{k\sigma_3}^{\dagger}c_{l\sigma_4}\)を定義します。 以下にファイル例を記載します。
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AllTimeStep 100
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===== TwoBody Time Evolution =====
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0.0 3
0 1 0 1 0 0 0 0 1.0 0.0
1 0 1 0 0 0 0 0 1.0 0.0
1 0 1 0 2 0 2 0 1.0 0.0
0.2 3
(continue...)
ファイル形式¶
以下のように行数に応じ異なる形式をとります。
- 1行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
- 2行: [string01] [int01]
- 3-5行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
6行以降は時刻tおよびその時刻での非ゼロの相互作用の個数を最初に指定し、 続けて対応する二体相互作用を指定する形式を取ります。
- m行: [double01] [int02]
- (m+1) - (m+1+[int02])行: [int03] [int04] [int05] [int06] [int07] [int08] [int09] [int10] [double02] [double03]
パラメータ¶
\([\)string01\(]\)
形式 : string型 (空白不可)
説明 : ファイル内で定義されている総タイムステップ数を表すキーワード名を指定します(任意)。
\([\)int01\(]\)
形式 : int型 (空白不可)
説明 : ファイル内で定義されている総タイムステップ数を指定します。
\([\)double01\(]\)
形式 : double型 (空白不可)
説明 : 時刻\(t\)を指定します。
\([\)int02\(]\)
形式 : int型 (空白不可)
説明 : 時刻\(t\)で付加される二体相互作用の個数を指定します。
\([\)int03\(]\), \([\)int05\(]\), \([\)int07\(]\), \([\)int09\(]\)
形式 : int型 (空白不可)
説明 : サイト番号を指定する整数。0以上
Nsite
未満で指定します。\([\)int04\(]\), \([\)int06\(]\), \([\)int08\(]\), \([\)int10\(]\)
形式 : int型 (空白不可)
説明 : スピンを指定する整数。0: アップスピン1: ダウンスピンを選択することが出来ます。\([\)double02\(]\), \([\)double03\(]\)
形式 : double型 (空白不可)
説明 : 時刻\(t\)で付加される二体相互作用の実部を\([\)double02\(]\)、虚部を\([\)double03\(]\)でそれぞれ指定します。
使用ルール¶
本ファイルを使用するにあたってのルールは以下の通りです。
- 行数固定で読み込みを行う為、ヘッダの省略はできません。
- ModParaファイルで指定されるLanczosStepが\([\)int02\(]\)よりも大きい場合にはエラー終了します。
- \([\)int03\(]\)-\([\)int06\(]\)を指定する際、範囲外の整数を指定した場合はエラー終了します。