4.3.30. recalcvec.dat

Lanczso法を用いた動的グリーン関数の再計算に必要な2つのベクトルが出力されます。 ファイルはバイナリ形式で出力されます。 ファイル名およびファイル形式は以下の通りです。

ファイル名

  • ##_recalcvec_rank_$$.dat

##はModParaファイル内の[string02]で指定されるヘッダ、$$はランク番号を表します。

ファイル形式

  • 1行目:\([\)int01\(]\)
  • 2行目:\([\)int02\(]\)
  • 3行目 - \([\)int02\(]\)+3行: \([\)double01\(]\) \([\)double02\(]\)
  • 4行目 - 2\(\times\)\([\)int02\(]\)+4行: \([\)double03\(]\) \([\)double04\(]\)

パラメータ

  • \([\)int01\(]\)

    形式 : int型

    説明 : 動的グリーン関数の計算に要したステップ数を表します。

  • \([\)int02\(]\)

    形式 : Long int型

    説明 : 計算対象のヒルベルト空間数を指定する整数。

  • \([\)double01\(]\), \([\)double02\(]\)

    形式 : double

    説明 : Lanczos法での\(\vec{v}_{k+1}\)を出力します。 \([\)double01\(]\)が実部、\([\)double02\(]\)が虚部を表します。一番最初の成分に計算に使用しない値が入っています。
  • \([\)double03\(]\), \([\)double04\(]\)

    形式 : double

    説明 : Lanczos法での\(\vec{v}_{k+1}\)を出力します。 \([\)double01\(]\)が実部、\([\)double02\(]\)が虚部を表します。一番最初の成分に計算に使用しない値が入っています。