``greenr2k`` ユーティリティの動作について ========================================= このユーティリティーは, 次のようにして使う. .. code-block:: bash $ ${PATH}/greenr2k ${NAMELIST} ${GEOMETRY} ここで, ``${PATH}`` は ``greenr2k`` ユーティリティのバイナリのあるディレクトリのパス, ${NAMELIST}は HPhi++/mVMC の NameList インプットファイル名, ${GEOMETRY}は :ref:`geometry` ファイルへのパスである. HPhi++ の各モード (Lanczos, TPQ, 全対角化, LOBCG)および mVMC のどの計算で得られた 相関関数のFourier変換を行うかによって, 動作が若干異なる. 以下では ModPara インプットファイルの ``CDataFileHead`` が ``"zvo"`` (デフォルト値)であるとする. HPhi++-TPQ ~~~~~~~~~~ この場合に ``HPhi++`` は, 各試行/TPQステップ毎に ``zvo_cisajs_run*step*.dat`` (1体), ``zvo_cisajscktalt_run*step*.dat`` (2体)というファイルを ``output/`` ディレクトリに出力する. ``greenr2k`` ユーティリティーは, 各試行/TPQステップ毎に 1体および2体の相関関数を読み込みFourier変換を行った後, ``zvo_corr_run*step*.dat`` という名前のファイルとして ``output/`` ディレクトリに出力する. HPhi++-全対角化およびLOBCG ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この場合に ``HPhi++`` は, 各波動関数ごとに ``zvo_cisajs_eigen*.dat`` (1体), ``zvo_cisajscktalt_eigen*.dat`` (2体)というファイルを ``output/`` ディレクトリに出力する. ``greenr2k`` ユーティリティーは, 各波動関数ごとに 1体および2体の相関関数を読み込みFourier変換を行った後, ``zvo_corr_eigen*.dat`` という名前のファイルとして ``output/`` ディレクトリに出力する. mVMC ~~~~ この場合に ``vmc.out`` は, ``ModPara`` インプットファイルで指定された ``NDataIdxStart`` および ``NDataQtySmp`` というパラメーターに応じて 試行を行いインデックスをつけられた ``zvo_cisajs_???.dat`` (1体), ``zvo_cisajscktalt_???.dat`` (2体)というファイルを ``output/`` ディレクトリに出力する. ``greenr2k`` ユーティリティーはそれらのファイルを読み込み, 各試行に対してFourier変換を行った後, それらの実部, 虚部ごとに平均値 .. math:: \begin{align} \langle A \rangle = \frac{1}{N_{\rm Try}} \sum_{i=1}^{N_{\rm Try}} A_i \end{align} および標準誤差 .. math:: \begin{align} \delta A = \frac{1}{N_{\rm Try} - 1} \sqrt{\frac{1}{N_{\rm Try}} \sum_{i=1}^{N_{\rm Try}} (A_i - \langle A \rangle)^2} \end{align} を計算し, 平均値と誤差を含んだ単一のファイル ``zvo_corr_eigen*.dat`` を ``output/`` ディレクトリに出力する. ``dynamicalr2k`` ユーティリティの動作について ============================================= このユーティリティーは, 次のようにして使う. .. code-block:: bash $ ${PATH}/dynamicalr2k ${NAMELIST} ${GEOMETRY} ここで, ``${PATH}`` は ``dynamicalr2k`` ユーティリティのバイナリのあるディレクトリのパス, ${NAMELIST}は HPhi++/mVMC の NameList インプットファイル名, ${GEOMETRY}は :ref:`geometry` ファイルへのパスである. この場合に ``HPhi++`` が ``output/`` ディレクトリに出力するサイト表示の動的相関関数は, ``zvo_DynamicalGreen.dat`` である. ``greenr2k`` ユーティリティーは, これらを読み込みFourier変換を行った後, 単一のファイル ``zvo_corr.dat`` を ``output/`` ディレクトリに出力する.